JAY-Zは、11作目となるアルバム『THE BLUEPRINT 3』を9/11にリリースする準備ができているが、この大御所ラッパーは、古い友人のために時間をとっている。

元ロッカフェラのアーティストで、JAY-Zの弟分のMEMPHIS BLEEKが、5作目のアルバム『THE PROCESS E2』を11/24にリリース予定で、このアルバムのエグゼクティブ・プロデューサーをほかならぬ彼の長年の師が務めている。

「タイトルどおりまさしく過程だ。先生から学んだことを得て自分自身の流派をつくりあげていくんだ」とBLEEKは、マス・アピール・エンタテインメントとBLEEK自身のゲット・ロウ・レコーズからリリースされるアルバムについて語った。「男として自分自身の仕事をなすべき時期だし、マス・アピールがその構想を指示してくれている。独立したキャリアで次の段階に行けることに興奮しているよ」

このプロジェクトに力を貸しているプロデューサーにはJUST BLAZEとNO.I.Dも含まれており、RICK ROSS、PHARRELL、JAY-Zほかがゲスト参加している。

MEMPHIS BLEEKは、ロッカフェラ・レコーズで最初に契約したアーティストの１人で、JAY-Zのアルバム『REASONABLE DOUBT』、『IN MY LIFE TIME VOL.1』、『HARD KNOCK LIFE』、『THE DYNASTY:ROC LA FAMILIA』などに参加してい
る。ニールセン・サウンドスキャンによると、彼のデビュー・アルバム『COMING OF AGE』は全米で43万6千枚を売り上げており、ビルボード200チャートでは最高位7位となっている。これまでの彼の最高位のシングルは、MISSY ELLIOTTとJAY-Zが参加した「IS THAT YOU CHICK」で、HOT RAPシングル・チャートの7位を記録している。